身長:169cm 体重:59kg 着用サイズ:L (筆者撮影)
昨年、ワークマンから発売された『イージスダウンジャケット』が、デザイン、性能ともに大幅に改良されて発売されました!
今回のこのダウンには、ワークマンアンバサダーの山田耕史さんが共同開発に加わり、使いやすくて着やすい防水防寒ダウンジャケットに生まれ変わりました。
価格も5,800円という価格とは思えないほど、ハイスペックなデザインと機能性を備えているので、この冬のアウター選びの候補に加わるアイテムではないかと思います。
そんなイージスダウンジャケットの魅力を、画像を多めに徹底的にレビューしてみましたので、何かの参考になれば幸いです!
目次
イージスダウンジャケットの特長
前面
背面
今回、私が購入したのはLサイズで、カラーは着まわしの効きそうなブラックにしました。
このイージスダウンジャケットは、適度に分厚く、表面の生地にもハリがある高い防風防水性能をもった、高性能なダウンジャケットです。
嵐の中でも耐えられる防水性能で耐水圧は20,000mm、透湿度も5,000g/㎡/24hあります。
普通の傘の耐水圧が500mm程度なので、40倍の耐水性能があるということです。
防風性能もあり、中わたにはダウン75%・フェザー25%の天然ダウンが使われていて暖かく、お値段以上の機能満載なダウンジャケットになっています。
個人的な感想ですが、他のワークマンの服に比べて見た目もシンプルで、デザインが洗練されているので、仕事着でもタウンユースでも使える、着回ししやすいアイテムだと思います。
昨年のモデルにはあった、ワークマンのロゴですが、今回の新しいモデルでは一切ないので、着やすくもなっています。
好みにもよりますが、できればシンプルな方がいいですもんね。笑
表面の生地は、スレにとても強いナイロンタッサー生地が使われており、化学繊維特有のテカテカした生地感ではなく、マットで自然な光沢感があり、高級感があるんですよね。
イージスダウンジャケットの機能面について
フードは大きめに作られていますが、フロントとフードの後ろ側にもフィット感を調節できるようにドローコードがついています。
フロント部分
バック
後ろのドローコードを調節することにより、しっかりと頭にフィットするようになっています。
もちろん裾にもドローコードがついていて調節でき、しっかりと冷気をシャットダウンできるようになっています。
収納面について
収納面では、ポケットはフロントの両サイドにファスナー付きの八の字ポケットが2個あります。(止水ジップではないのが残念ですが・・。涙)
手を入れても余裕があるくらいの大きさで、大きめのスマホくらいなら余裕で収納できちゃいます。
フロントポケットの中もちゃんと起毛素材になっているので、手を入れても暖かいようになっています。
フロントポケット部分も、外側から内側へのフラップがついているので、しっかりと防水性を高めてくれています。
バックポケットが右後ろ側に1個あります。
バックポケットの大きさは7インチ(縦横15cm×9cm)のタブレットを入れても、かなり余るくらいの大きさになっています。
こちらの中は起毛素材にはなっていないので、ペットボトルなどの多少濡れても大丈夫なものを入れるポケットとしても使えそうですね。
そして内側の左右についているメッシュポケットもかなりの大きさで、500mlのペットボトルであれば3本くらい入る大きさです。
合計5個のポケットがついているので、これだけ大容量のポケットがあれば、少しくらいの荷物なら全部収納して、手ぶらでお出かけできちゃいそうですね。
防水性について
防水性のテストもしてみましたが、さすが耐水圧20,000mmというだけあってとてもよく水をはじきます。
表地でとまっているので、中にしみこむようなこともなく、防水性は抜群だと思いました。
タオルなどで拭けばすぐに乾いた感じになるのも、素晴らしいです。
冬場に雨や雪が降って、そのせいでアウターが濡れてしまって余計に寒くなってしまうということは、このアウターならなさそうですね。笑
雨の日用にこのダウンジャケットを1着もっているのでも良さそうです。
イージスダウンジャケットの着用感(サイズ感)について
私は極度の寒がりでアウターを購入するときは、重ね着を前提にしているので、Mサイズと比べて試着した結果、少しゆったりめのLサイズを購入しました。
このダウンジャケットは肩幅がゆったりしていて、重ね着しても窮屈ではないように作られている点も、冬アウターとしてありがたいですね。(私がなで肩なので余計そう感じるだけかもしれませんが・・。汗)
袖の中は二重リブではないですが、ベルクロで止められるので、もたつきはないように作られています。
袖部分はダウンではなく、ポリエステル100%なのですが、そのおかげで機動性の確保と、見た目のシルエットがキレイに見えるように作られているのではないでしょうか。
襟の部分には起毛トリコット素材が使われていて首が暖かいようになっていて、これはフードのシルエットをキレイに見せてくれる役割もあります。
しかも、この襟のおかげで首元が暖かいだけではなく、ジップを一番上にあげた時に
包み込むように首回りにフィットして、中へ冷気を入れないようにしてくれているので、さらに保温性が高くなるようになっていますね。
ジップを一番上にあげた時に、アゴの部分が当たる場所にもしっかり起毛素材が使われているのも、着る人の心地よさをアップしてくれていて、個人的に良いポイントだと思いました。
後ろ側はサイクルカットになっていて、背中が出にくいようになっています。
フロントは、ファスナーとドットボタンの二重構造になっています。
しかもフラップも二重になっているので、防風防水機能が共にアップされるように作られています。
マジックテープではなく、このドットボタンを採用しているおかげで、体温調節もしやすいように工夫されています。(マジックテープだとセーターなどの衣服がついてしまうの時があるので、このドットボタンならそんな事もなくていいですよね!)
そして通気性の問題ですが、透湿度も5,000g/㎡/24hと高いおかげか、少し暖かい日に着ても、蒸れるような感覚はないように感じました。
気になる点について
フロントのサイドポケットが少し上側にあり、個人的な意見ですが、少し使いづらい感じがしました。
ですが、リュックなどを使う人にとっては、丁度良い位置にポケットがくるので、使いやすいようになっていますね。
出典:ワークマン公式オンラインストア
お手入れに関してですが、乾燥機・アイロン・クリーニングが不可で、洗濯するのも手洗いのみとなっているので、お手入れするのは少し手間がかかるかもしれませんね。
イージスダウンジャケットの商品概要
これだけの性能があって、価格は5,800円です。
ワークマンのアウターの中では、少し価格が割高に感じるかもしれませんが、これ程の性能とデザインでこの価格とは、「ワークマン恐るべし」だと思いました。笑
サイズはS.M.L.LL.3Lとなっています。
出典:ワークマン公式オンラインストア
カラー展開はベージュ、ブラック、オリーブの単色が3色と、イエロー×ブラックのバイカラーで計4色となっています。
表地:ナイロン100%
中わた:ダウン75%・フェザー25%
袖・フード中わた部分:ポリエステル100%
裏地:ポリエステル100%
商品についているタグは2個でこんな感じになっています。
ひとつは「DiALiGHT」という防水透湿素材の説明タグと、もうひとつは商品のタグになっています。
タグもマット素材で高級感がありますね。
この記事を動画にもしているので、映像が見たい方やお時間がある方は、是非ともご覧になってください。
もっとお手頃なワークマンのアウターが欲しい!という方は、こちらも読んでいただけると嬉しいです。
まとめ
ダウンジャケットで、防風防水かつ、シンプルで着やすいアウターなのに5,800円なんです。
丈夫で防水防寒機能もついていて、安くて暖かいダウン(これだけでもかなり欲張りですが。笑)が欲しい人にとっては、とてもおすすめできる商品ではないでしょうか。
ナイロンタッサー生地のおかげで丈夫なため、アウトドアや仕事着としての通勤・通学でも大活躍してくれそうなアウターですね。
この商品の共同開発者でもある、ワークマンアンバサダーの山田耕史さんも、「このダウンジャケットは流行り廃り関係なくいつまでも着られ、誰にでも似合い、着回しが効く「普通服」に仕上がっている」という通り、デザイン的にもシンプルでスタイリッシュな着やすいアウターになっていると私も思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました!