身長:169cm 体重:59kg 着用サイズ:L (筆者撮影)
このダウンジャケット『REPAIR TECH(リペアテック)洗えるフュージョンダウン フーディー』はワークマンの2021年秋冬カタログの1番最初に出ている商品です。
これだけでも、ワークマンがこの商品への力の入れ具合がわかりますね。
購入してみてわかったのですが、本当に恐ろしくコスパの高い商品だと思いました。
価格は3,900円とアウターにしては低価格で、ダウンなのに洗えて、しっかり暖かいんです。
そんなダウンジャケットの、特徴と実際の着用感を画像多めでレビューしてみましたので、参考になれば幸いです!
目次
REPAIR TECH(リペアテック)洗えるフュージョンダウン フーディーの全体的なディティールについて
身長:169cm 体重:59kg 着用サイズ:L (筆者撮影)
購入したのは、Lサイズです。
冬物アウターなので、重ね着を前提として少しゆったりめの普段よりワンサイズ大きめのサイズにしました。
ここら辺のサイズ感は好みが別れるところだと思いますが、Lサイズでもそこまで大きいとは感じませんでした。
それでは全体的なデティールを紹介します。
生地感と外観について
表面はしっかり撥水加工もされていて、生地感はマットで光沢がなく、触り心地も良い質感になっています。
最近のワークマンは、昔と比べて悪目立ちするロゴをあまり入れないようにしてくれていますね。(笑)
ワークマンのロゴもさりげなくフロントのジッパーに入っているくらいなので、シンプルでいいです。
袖口も緩めのリブになっていて、冷気をしっかりシャットダウンしてくれています。
これに防寒手袋をすれば、かなり暖かそうですね。
両サイドの裾部分にもコードストッパーがついているので、絞りを調節すれば、裾からの冷気の侵入もしっかり防げるようになっています。
収納面について
収納面では、胸部分に止水ジップ付きのポケットが両サイドに2個あり、その下に一瞬わかりずらいですが、手を入れやすい場所にチャック付きのポケットも両サイドに2個あります。
胸ポケットとその下のポケット共に、中はフリースのような裏起毛素材が使われていて、暖かいようになっています。
胸部分のポケットは、スマホや長財布を入れてもまだ余裕があるくらいの広さがあります。
その下にある、ちょうど手を入れるのに良い位置にあるポケットは、胸ポケットより少し小さいですが、大きめなスマホくらいなら収納できちゃいます。
少し余談になってしまいますが、この手を入れられるポケット部分のファスナーの上げ下げがしずらく、布を噛んでしまうことがあったので、私はこのポケットをハンドウォーマーとして手を入れるポケット専用として、開けたままにして使うようにしています。
裾の内側には、収納力抜群の大容量ムービングポケットが1個ついています。
フロントと胸の部分のポケットに関しては、ジップもしっかり止水ジップになっていて、防水性能があがっています。
見た目のデザイン的にも、オシャレでいいですよね。
フロントの止水ファスナーはラバーグリップになっていて、滑りにくくて、掴みやすいようになっています。
冬場には手袋をつけていることも多いので、手袋をつけていてもつかみやすくなっている、ポケットのスライダーもありがたいですよね。
フードについて
フードも大きめに作られていて、コードストッパー付きです。
フードを被ってコードストッパーを調節すれば、しっかりと風を防いでくれて防寒できるようになっています。
ドローコードも使いやすいようになっているのが、地味にありがたいですね。
REPAIR TECH(リペアテック)洗えるフュージョンダウン フーディーの特徴、機能性について
3900円という価格ながら、このダウンジャケットには色々な機能性があります。
そんな便利な機能性を持った、このダウンジャケットの特徴を紹介していきたいと思います。
フュージョンダウン
中綿はダウン90%とフェザー10%の天然ダウンと、ポリエステル80%とアクリル20%の吸湿発熱綿を混ぜることにより、ワークマン独自開発の『フュージョンダウン』を採用しています。
この吸湿発熱綿は、普通のポリエステル100%の中綿よりも優秀で、グラフのように比較するとプラス2度も暖かいそうです。
このフュージョンダウンのおかげで、ダウンと変わらない保温性はキープしつつ、ボリュームが抑えられた、着ぶくれしないスマートなダウンを実現できています。
商品と一緒に、このフュージョンダウンのサンプルがついているのですが、とてもわかりやすくていいですよね。
気軽に家で洗濯できる(ウォッシャブルダウン)
洗えるという名前の通り、家庭でダウンを手軽に洗濯できるのって、すごいですよね。
普通だとダウンを洗うには、専用の洗剤や洗濯の知識などが必要になりそうですが、フュージョンダウンを採用することにより、ダウンの弱点を補った洗濯にも強いダウンになっています。
この吸湿発熱綿とダウンが、濡れにくく乾きやすくなっています。
冬場だと洗濯物が乾きづらいなぁ・・。
こんな風に、感じることありますよね。
だから手軽にダウンを洗えて、乾きやすいというこの性能は、とてもありがたいですね。
穴が塞がるリペアテック機能
特殊生地のリペアテックを採用していて、生地に空いた針穴を自己修復できるという驚きの機能があります。
これにより、穴からのダウンが吹き出す危険性を少なくしてくれています。
結果的には風も通しにくくなり、防寒性能もアップしてくれていますね。
保温性抜群のブラックアルミプリント
このダウンには、さらに保温性能をアップしてくれるものがあります。
それは裏面についているブラックアルミプリントです。
このブラックアルミプリントは、普通のシルバーアルミプリントに比べて、約1.5倍の熱反射力があります。
これにより体温を反射してくれるので、衣服内の暖かさをさらに上げてくれているんですね。
保温効果は素晴らしくて、着ているとしばらくして背中がじんわり暖かくなるのを感じました。
シルバーアルミプリントに比べてギラギラ感もなく、見た目的にも良く見えるので、気兼ねなく着ることができそうですね。
ブラックアルミプリントは保温性が高いですが、デメリットとして蒸れやすいことがあるので上手に保温調節する必要がありそうです。
実際の着心地(着用感・サイズ感)について
身長:169cm 体重:59kg 着用サイズ:L (筆者撮影)
私が購入したのは、重ね着を前提にしていたので、普段より少し大きめのLサイズにしました。
ですが、保温性がかなりあるのでジャストサイズでも良かったかもしれないと、しばらく着用してみて思いました。(最近はビッグシルエットが流行りなので、ここは難しいところだと思います・・。)
見た目的にもダウンのモコモコ感がなくて、スマートな印象でいいですね。
着脱時もストレスなく、とてもスムーズに脱げます。
ポケットなどの収納も使いやすく、とても普段使いしやすいアウターだと思いました。
私の勝手なイメージですが、ダウンジャケットって重いイメージがあったんですよね。
ですが、このダウンジャケットは見た目よりもとても軽いです。
全体的には柔らかいフィット感で、ストレッチもそこそこ効いていて、冬アウターにしては動きやすくなっています。
首元もフロントのファスナーを上げてもアゴにあたらず、丁度いいくらいの高さになっています。
商品概要について
価格 | 3,900円 |
サイズ | S.M.L.LL.3L.4L |
カラー展開 | ブラック、トープブラウン、カーディナルレッド、マスタードイエロー、 カーキグリーン、アーバンネイビーの計6色 |
素材 | 表地:ナイロン90% ポリウレタン10% |
この記事の内容を動画にもしているので、映像で見たい方はご覧になってくれると嬉しいです。
ワークマンの『イージスダウンジャケット』についてもレビューしていますので、お時間があれば読んでいただけると嬉しいです。
まとめ
ダウンのイメージを変えてくれるような『洗濯できる』機能と、充分な保温性を持ちながら、3900円という恐ろしいほどコストパフォーマンスの高いダウンジャケットだと思いました。
この価格ならば、そこまで汚れなどは気にせずに、ハードに使えそうなので色々な場面で活躍してくれそうです。
近所に少し出かける時用などに、サブ的なアウターとして持っておくのでも良さそうですね。
デザインもシンプルかつベーシックなのでコーディネートしやすく、子供から大人まで幅広く着れるダウンになっていると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!