私は現在、倉庫で仕事をしています。
倉庫作業といっても、末端の作業である仕分けや商品の検品などです。
完全な肉体作業であり誰でもできる仕事である訳ですね。
誰でもできる作業である訳で、お給料も安いです。
今後もこういった類の肉体労働は、技術の進歩が著しい昨今でもしばらくは残ると言われています。
それでは、なぜこんな末端の肉体労働をしている人間でもAI(人工知能)の知識を学習しておく必要があるのでしょうか。
ある意味これは今後のための「守り」のための知識となると思います。
AIの知識を習得しておくメリット
これからの時代、日本の人口減少により外国人による労働力のテコ入れなどが行われています。
また、バブル期から始まった幻想のような終身雇用制度も終わりを迎えようとしています。
また働き方改革などの施行により、働き方のスタイルも増えていくと思われます。
こういった背景から、どの業種でも知識もスキルもない私のような肉体労働者は、人材過多になる恐れが出てくる可能性があります。
これから厳しくなるであろう、日本の労働条件に対して私たちができることは、これから来るであろうどの職場でも導入されていくAI(人工知能)についての知識であると思われます。
これはプログラムをできるようになるということではなく、AIとはどういったものなのか。
AIが導入された際に、どのような事ができるようになるのかなどがわかる。
といった、AIというものの根本的な知識を得ておくことが必要ではないかと思います。
こういった知識を知っていることで、知らない人と比べた場合、雇用する側としても断然、知識がある人を雇用したいと思うはずです。
また、新しい技術が導入された場合でも興味を持って取り組めるようになると思われます。
AIの知識を勉強する
それではどうやってAIの知識を勉強すれば良いのか。
ネットが普及している現在では、いくらでも情報を得ることができます。
本や雑誌などでも、AIについての書籍は多数出ています。
これを公共の図書館などで借りれば無料で勉強することもできます。
私は最初に入門書として読んだこの本は、図解入りでとてもわかりやすかったと思います。

また、勉強していく際にひとつの指標となるものが、日本ディープラーニング協会が行っているジェネラリスト検定というものがあります。
ジェネラリスト検定(以下G検定)とは、ディープラーニング(AI)の基礎知識を有し、適切な活動方針を決定して事業応用する能力を持つ人材と書いてあります。
もちろんこの検定を取得してみるのも良いと思いますが、こちらのホームページではこのG検定の資格を取得するために必要な勉強についても紹介されており、推奨する本などが掲載されているので参考にしてみるのが良いでしょう。
まとめ
これからの時代、AIの知識に触れないで生活することはできないと思われます。
ですので、今のうちから少しでも知識を増やすことによってより便利に快適に生活をできるようになると思います。
また、貧乏人なりの生き残り戦略としても、わずかながらでも力になってくれると思いますので、「知識は荷物になりません、あなたを守る懐刀」という楽なスタンスで勉強してみるのでも良いでしょう。